遠足シーズンです。お子さんが楽しみにしているお弁当。安心して食べる事ができるよう以下の注意点を参考にしてみてください。
誤燕窒息をふせぐために
*うずらの卵・ミニトマト・チーズ・ブドウなど球形のものは2つか4つに切りましょう。
*切り口が円のものは、かみ切ることで球になります。ソーセージやスティックチーズは縦に裂くように切りましょう。
*こんにゃくゼリーは避けましょう。
以上のものは、実際に誤燕窒息死亡事故が起こっている食品・食材です。
お弁当ピック(楊枝)ものどに刺さる危険性があります。
食中毒を防ぐために
*手をよく洗う ・調理器具、お弁当箱もきれいに洗う。
*ハンバーグやから揚げ、冷凍食品、卵焼きもよく火を通す。(小さめに切ると火の通りが良い)
*おにぎりはラップを使って握ると細菌やウイルスが付きにくく衛生的。(食中毒事件が過去にあり)
*ゆで野菜は前夜に作り置きをしない。前夜作ったおかずは必ずもう一度火を通す。
*野菜も生は使用しない。(素揚げなどで対応)
*ハムやかまぼこ等、冷蔵保存が必要なものは加熱する。
*ごはん、おかずはよく冷ましてからフタを閉める。
*熱いものと冷たいものは隣同士に置かないようにする。
*おかずの汁気はよく切ってお弁当箱に詰める。
栄養が偏らないように
最近いわゆる「キャラ弁」が流行しています。
通常のお弁当よりも作るのに非常に手間と時間がかかり、負担が大きくなっています。
また、ご飯の量が多くなって、詰めるおかずが限定されるため、結局お子さんが食べにくいものになっています。
シンプルで、お子さんの栄養を考えたお弁当を持ってきていただきますようお願いします。